電源を入れてください~都市ノォト~
生きていることを記録する
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カモン観音
実相寺監督の追悼上映会に行く。会場は満席。オールナイトにも関わらず立ち見が出ていました。女性客や映画を撮りたいor撮っている若い人達が結構見に来ていて、喫煙ボックスで話を聞く。みんな視野が広くてうらやましい。

83991.jpg

86619.jpg


大入りのために急遽設置されたパイプイスで六時間半を過ごしたのですが、これは結構きつかった。立ち見よりはマシかもしれないけれど、映画と芝居はケツで見るもの、という誰かが言った有り難いお言葉を上映中に何度か思い出す。イテテテ・・ 収穫は、怪奇大作戦を見られたこと。なにやら神聖化されることの多い、伝説の「京都買います」を幸運にも見ることができたのですが(周りの客は皆爆睡してました(笑))、良さは分からずじまい。ヒロインが仏像に成ってしまう衝撃のラストシーンに、ギャグ(笑い)を垣間見てしまった僕はきっとセンスが無いのでしょう。カメラワークなどは「真珠貝防衛指令」の前衛映像のほうがよっぽど凝っているような。執着心を描くという意味に於いても「呪いの壷」の方が論理的で、ドラマとして、より成功しているという印象。(なんでもかんでも旧日本軍をオチに使うのは、やはりどうかと思うけれど、それも時代の産物なのでしょう。) 期待していたほどでもなかったというのが正直な感想。正味25分で硬めのSF/怪奇ものをやるのは、結構大変なことであるという結論を得る。

ところどころ音声が潰されていて、否応なしに無意味な言葉狩りの歴史を体感する。「原爆症」「狂ってる」はNGだけど、「キチガイ病院」はOK。基準はビックリするほど曖昧。取り分け怪奇大作戦のほうは音消しが酷くて、丸々潰れてしまっているシーンなどもあり、映像に集中できないこともしばしば。純粋に萎えるのでなるべく音消しはやめてほしい。折角の夢見心地が台無しだ。もちろん被差別者への配慮は必要だが、限度を超えるとただの表現規制でしかないという良い見本だと思う。ある種の正義感から生まれる問題意識なのかもしれないが、ピントが大幅にずれている感じは否めない。問題の「遊星より愛をこめて」の上映はなし。ちなみにこれはyoutubeで見ることができる。

http://www.youtube.com/watch?v=YdWpOppGql4
http://www.youtube.com/watch?v=MmWRUyT2skg
http://www.youtube.com/watch?v=elh8P3wG4mI

河崎実監督のトークショウの真っ最中に、女性が悲鳴を挙げたので何かと思えば、痴漢が出たという。「この人痴漢です!」の叫び声。やれやれ早速イベントクラッシャー登場かと思うやいなや、疑惑の男性はスタッフの手により強制退場。(後に帰還と言う説有り)
場内が暗くなっているならばともかく、照明全開の中で痴漢とは随分大胆で無鉄砲なことをするやつだなぁ、現場慣れしてる痴漢ならそんなことしないよなぁ、というか六割がた冤罪だろ、と個人的には思えてならないのだが勿論真偽は不明。ただ警察沙汰にはならなかったらしい。(何故?) どうも腑に落ちない事件。見て呉れと挙動に自信のない僕のような男が映画館で女性の隣に座るのは辞めたほうがよさそうであるという教訓をゲットだぜ。

なににせよ、ノーカットのウルトラマンを巨大スクリーンで見ることができたというのは純粋に良い経験だったと思う。16㎜の埃っぽくザラザラした映像の心地よさに酔う。ゴダールやキューブリックの影響を確認できたのも収穫。ウルトラセブンはちゃんと見返さなければいけないと痛感。貴重な経験をありがとう。
スポンサーサイト
イレザイオン
最近話題の(?)韓国特撮『イレザイオン』を見せて貰ったのですが、いやぁこれは凄い。金は無駄に使いつつも表面的に特撮を模倣するとこうなるのかというキワモノ。日本でも放送される予定だったけれど中止になったという曰く付きの作品でもある。なんで日本での放送が打ち切りになったんでしょうかね。はてな。

『イレザイオン』
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/12/21/20051221000055.html

どこかで見たことがある気がするけれど、造形はなかなか。
次にOP

http://www.youtube.com/watch?v=pQMK7slCFO0

まあこれも、悪くは無い出来だと思う。

期待と不安が入り乱れたところで、
一話のクライマックスシーンを見ていただきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=t_TmtUqfAMY

あれっ、かっこいいヒーローがどこにもでてこない。なにこのオッサンとダサイ敵キャラとチープなセットにB級アクション映画みたいなカメラワーク!!そもそも、その地面に積もってるプラスチックみたいな粉は何ですか?竹の絵は一体・・・

00611911.jpg

照明の当て方とか、"味"がありすぎます。
この「セットで撮ってます感」は明らかに狙ってやってますね。

特撮の第一話、大切な導入話であると言うのに戦闘シーンはここだけ。ヒーローも不在。世界観のあらすじを説明して終わるという超脚本。どうやらスーパーゼウスとブラックデビルが戦って超爆発が起きたみたいなシーンらしい。それにしても突っ込みどころが多すぎて、期待を裏切らない韓国をまた好きになりました。

Nips The Nips
最近、戦時中のプロパガンダアニメをDVD化したものが販売されたらしい。年末にドナルドダックが対空砲でゼロ戦やBF109を打ち落としている映像を新宿で見ました。

000422321.jpg


で、これはバッグスバニーのプロパガンダアニメーション。
題名が『Nips The Nips』という露骨なもの。

http://www.youtube.com/watch?v=ClHb0xpn19Y
予備
http://video.google.com/videoplay?docid=1773757829602096738&hl=en

参考
http://www.youtube.com/watch?v=Rieb-xDvPxI
http://www.youtube.com/watch?v=KvA1zphaeTQ
http://www.youtube.com/watch?v=KcEHd0nGNuo


たけくまメモより
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_9a99.html

背景動画付きでB-17を嘗め回したりするシーンが物語るようにアメリカのほうが技術的にみて100倍凄いのは紛れもない事実ですが、円谷の「ハワイ・マレー沖海戦」を挙げるまでもなく当時の日本の特撮技術はそれなりのものであって、戦後GHQが本物の記録映像と勘違いしたという胡散臭い伝説まで残ってるくらいですから、そこまで卑下する必要もないんじゃないかなぁと思ったりもします。

それに大塚は一般論を語っているのであってね、「Nips The Nips」を見るまでもなく「兵器のリアリズム化は、ディズニーの中では起きていないんです」という大塚の理屈は、別にそれほど間違っているとは思わないのだけれど、どうだろうか。

Walt Disney - Der Fuehrer's Face
(アカデミー短編アニメ賞受賞)
http://www.youtube.com/watch?v=ynwMXiJroE8
http://www.youtube.com/watch?v=6J-1p_xX2TU
劇中冒頭にかかる曲はかなり有名。

歌詞はここに
http://fi.wikipedia.org/wiki/Der_Fuehrer's_Face

 
000067567.jpg

『ハワイ・マレー沖海戦』

公開1942年12月3日
監督:山本嘉次郎
特撮:円谷英二
音楽:鈴木静一

http://www.youtube.com/watch?v=x3tfNpslc9I
http://www.youtube.com/watch?v=oIv0E3BDz0U
エドワード・サイード OUT OF PLACE
http://www.cine.co.jp/said/

ポレポレ東中野 11/25(土)〜12/29(金)

ews.jpg


監督佐藤真

出演
マリアム・サイード
ナジュラ・サイード
ノーム・チョムスキー
バレンボイム



http://www.youtube.com/watch?v=XJkH07LvFBk

結構前にアテネフランセ文化センターで放映されたやつ。
バレンボイムがかなり気になる。サイードの名を借りた(ありがちな)反戦ドキュメンタリーになってなければいいのだけれど。チョムスキーの時も本当に微妙だったからな。そういう腐臭は勿論嫌いではないのだけれど、配分の問題なのだろうね。政治のための美か、美のための政治か。その微妙なバランスが(反戦・反政府)ドキュメンタリーの醍醐味なのかもしれない。


オノ・ヨーコ癒しメッセージ
http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_11/g2006112724.html

ヨーコさんは広告で、レノンさんの命日に合わせて世界中から追悼の手紙が寄せられていることに謝意を表明。その上で、戦争や犯罪などで命を落としたり、虐待やいじめを受けたりしている人々に「悲劇を食い止められず許して」と訴えた。


WAR IS OVER IF YOU WANT IT !!

オノヨーコって、セカイ系の末路だよね。

ライトノベルの中の存在なら完璧だったと思う。
芸術家ってとことん無責任な生き物。
むしろそういう無責任さが彼らには求められていたりして複雑。
セカイ系バンザイ
9.11-8.15 日本心中
「9.11-8.15 日本心中」 
2006年11月4日よりポレポレ東中野にて上映
http://www.nihonshinju.com/

ポレポレ東中野
http://www.mmjp.or.jp/pole2/

nihonsinjyuuimage1.jpg


予告
http://www.cs-tv.net/t/D000000/&movie_id=00009649

あらすじ

2001年1月、老美術批評家・針生一郎は、批評家として闘ってきた敗戦後日本の状況を、痛みとともにもう一度たどり直すべく、かつての盟友や、若い思想家たちを訪ね歩く旅が続く。同じ頃、73年、パレスチナ生まれの重信メイも旅を始めていた。メイの母は、日本赤軍リーダー・重信房子。父はパレスチナ解放運動の闘士だが、闘争の渦中、暗殺された。彼女はレバノンを離れ、自己のアイデンティティを探す旅を開始したのだった。さらに他方、この現代に日本の「戦争記録画」を黙々と描き続ける男がいる。彼は取り憑かれたように「戦争と死」の絵を描きながら、敗戦後の日本のあり方を 執拗に問い続ける。そして2001年9月11日、アメリカ同時多発テロが発生。9.11を契機にして、彼らの旅が加速していく。


監督 大浦信行

出演

針生一郎
重信メイ 
鵜飼哲 
椹木野衣 
島倉二千六 
岡部真理恵 大野一雄 
鶴見俊輔 
金芝河 他



色々な意味で分岐点になりそうな映画。
共和党も負けたことだし、9.11後の思想の総括として見るべきなのかな。



大浦監督と本作に共鳴した表現者たちのトークセッションを連日開催!(上映終了後)

11月 4日(土) 針生 一郎(美術・文芸評論家)
11月 5日(日) 若松 孝二(映画監督)
11月 6日(月) 瀬々 敬久(映画監督)
11月 7日(火) 白井 佳夫(映画評論家)
11月 9日(木) 荒戸 源次郎(映画監督・プロデューサー)
11月10日(金) 天明屋 尚(現代美術家)
11月11日(土) 鈴木 邦男(文筆家・一水会顧問)
11月13日(月) 重信 メイ(ジャーナリスト)
11月16日(木) 鵜飼 哲(フランス文学・思想)
11月17日(金) 阿部 嘉昭(映画評論家)
11月19日(日) 小倉 利丸(富山大学教員)
11月20日(月) 土屋 豊(映画監督・VIDEO ACT!主宰)

copyright © 2005 電源を入れてください~都市ノォト~ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。