電源を入れてください~都市ノォト~
生きていることを記録する
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ああ,雨が,ようやく病んだようだ
なんということはない,自室に篭りすぎていると心が病んでくるし,創作欲も停滞してくるので3日ぶりに外に出る。梅雨の時期は引き篭もることが自ずと肯定されてしまうから素晴らしい。食料もそこを尽きてしまった。雨が止んだ隙に焼酎とウィスキーとホッピーと,それから古本を補充しなければ

サイケデリック・ジャズなんてジャンルがあるんですか?
ファンクとジャズの境界線ってどこよ?
キース・ジャレットかっこ良すぎ

ジョー・コールマンの絵を眺めながらオーネット・コールマンを聞く生活
半年前も同じようなことをしていた気がする
早く前に,前に
進みたいけれど今日も足踏みを繰り返しています




スパルタ死ストに一言いいたいのだけれど,『言語にとって美とはなにか』をもう少し詳しく定義すべきだと思う。そもそも美の感覚,基準なんてものは人それぞれのはずだ。君が批判している"速度側の美"とは,具体的にどのようなものなのかを記述すべきだった。


"芸術の価値は日常との差異にある"という主張にも同意できない。言語芸術は知らないが,差異など無くとも芸術は存在し続ける。あるいは建築やプロダクトデザインのように,日常を飲み込んだり組み込んでしまうような芸術もまた存在する。建築の芸術性は日常(生活)という大前提の上に成り立っている。安易な例で申し訳ないが書院造は日本人という生き物を作り上げた張本人でもある。広義な意味での芸術は生活を内包するのだ。中村政人はそれを逆手に取り『セキスイハイムM1』で,セキスイハイムの量産型住宅を芸術館に持ち込んだ。30年前に。川俣正は家を家で覆い隠した。日常空間の代名詞である家という芸術品を,観念的な芸術で包み込んで見せたのだ。
現代日本の芸術空間に於ける日常が愛と死であるなんて,大嘘。どこにそんな芸術空間があるのか教えて欲しいくらいだ。もちろん現代美術と呼ばれる芸術だけが芸術ではないことは知っているが,それと同様に,芸術と日常が相反する概念でないことも知っているし,愛と死で構成されていない芸術が沢山あることも知っている。
今日も一人で阿波踊り


アフタヌーンと新潮文庫だけが芸術じゃない。分かりきったことだが,分かりきったことだからこそ反復する。アフタヌーンと新潮文庫だけが芸術じゃない。もちろん中村政人と川俣正だけが芸術でもない。


芸術という言葉・概念を括弧でくくり,日常の外に配置してしまうことは容易なことであるが,それは,そうあって欲しいというただの願望に過ぎない。君こそが,"芸術と日常は対極の存在でなければいけない"という強迫観念にとらわれているともいえる。


また愛と死か!
現在の状況すなわち日常に対する差異こそが芸術にとっての価値である!
無自覚な反復は芸術に対する冒涜である!
愛と死を捨てよ!
もっと差異を!

アンチポエム論 より引用


>現在の状況すなわち日常に対する差異こそが芸術にとっての価値である!

誤解を欠片も恐れずにいうならば,ただただ稚拙な論だ。
今更,「芸術は爆発だ!!!」とでも言うつもりなのだろうか。
あるいは君はアナキストにでも憧れているのだろうか?
芸術が日常を超越しなければいけない時代はとっくの昔に終わった。
芸術はイコンではないのだ。


言語芸術に限っての話がしたかったなら,余計な主張(ただの蛇足)をせずに,言語芸術の一点に論旨を絞るべきであった。あるいはアプローチの仕方を変えるべきであった。
言語芸術と芸術をほぼ同格のものとして扱おうとした時点で歯車は狂いだしていた。そして案の定,風呂敷を広げすぎて自爆したのだ。


「君の云う『芸術』ってどこにあるの?」
それだけが気になる。
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コメント
この記事へのコメント
僕は言語芸術以外のことを書けるほどの知識が無いので、文中で「芸術」とあるところの多くは言語芸術であると思っていただければ結構かと。普通に読めば分かるはず、なんてのは書き手の勝手な言い訳で、そこが曖昧になっていたのは反省点という他無い。芸術はすべて反抗的差異に彩られている、なんてもちろん思ってはいない。けれども、そのことを忘れている人たちにそれを思い出させるためには過激な表現(「!」がついている箇所)が必要だっただけだ。
言うまでもなく愛と死以外をテーマとした言語芸術なんてものもいくらでもあるということを僕もまた知っている(無味乾燥な私小説とか、日本初の形而上小説とか)。けれども、僕の文章の対象はもっとずっと狭い。それは冒頭に書いたとおりであるし、それを不必要に広げるような書き方をしてみたのは言い訳のように聞こえるかもしれないけど戦略でもある。単に正確さよりも読みやすさ、ツッコミやすさを重視したということ。

速度はラノベにある。ラノベには形式的な愛と死と設定的萌えがある。僕はそれに苛立つ。その構造は理解してくれているはずだ。
2006/06/27 (火) 01:15:04 | URL | スパルタ某 #-[ 編集]
だから、安易な文章書きに対する文を、まがりなりにも芸術家の卵に近い人の視点から批判されたという状況なわけで。算数の教科書を不完全性定理で論破されたような。求める読者のレベルが違うということではなかろうか。

キミみたいな秀才には分からないかもしれないけれど、低レベルな教育と議論が必要な人というのは少なからず存在するように僕は感じるのだよ。例えば僕とか。
2006/06/27 (火) 01:18:53 | URL | スパルタ某 #-[ 編集]
まぁ,やや揚げ足とり,というより嫌がらせな感じは否めないけれど。プロフィールで"社会的に無価値"とdisられたのでその仕返しだと思ってくれれば結構です。

かといってすべてを"言語芸術"と置き換えて読んだとしても,??な箇所はいくらか存在してしまうわけで。
「半額のポテトサラダと春ビール」という小林さんのポエム(笑)が結構お気に入りで,たまに口ずさんでしまうのだけれど,多分この詩は日常の側にある言語芸術だろう。言語芸術だってそんなに形式的なものでもないはずだ。
ラノベで愛と死が語られるのは,読者層がそれを求めているからであって,そのような需要と供給の資本バランスによって生み出される定型的なエンターテイメントを,言語芸術と解釈してしまうのもやや暴論な気がする。あの世界では反復は美なのですよ。アニメの世界がそうであるように。なにを隠そうこの僕もそのような反復される有り触れた美(!?)にどっぷり浸かっているし,当然嫌いではない。批判は出来ないわけです。
部屋の中に大量に詰まれたガロなどを見るにつけ,DJ-K氏だって反復される美は嫌いではないはずだ。どこの世界でも反復は存在する。
美に対する価値観なんて,そう多く存在するわけではない。そんな数少ない選択肢を行ったり来たりしながら,世界は回っているのですよ。きっと。

ラノベを批判したければ,正々堂々とラノベを批判すればいい。『ゆきかぜ』を批判したければ正々堂々とdisればいい。

そもそも非日常と日常の境界線ってどこにあるのよ?という話も書いていないしね。

再再論に期待。
2006/06/27 (火) 08:46:36 | URL | 電源@ #BwyjpNMY[ 編集]
それと,女の子の紹介で,「ゲロとか吐くらしい」なんて書いちゃ駄目だよ。

2006/06/27 (火) 08:57:23 | URL | 電源@ #-[ 編集]
「社会的に無価値」とか「ゲロ」とか「神経症」とかは安易なジャブを放っただけであって、飲み会的罵倒を文芸誌(笑)に持ち込むという非日常を持ってくるという戦略です。気に障ったなら、むしろ僕の勝ちだ。
いや、まあ、言い過ぎという批判は受け止めるけど。
2006/06/28 (水) 02:06:40 | URL | スパルタ某 #-[ 編集]
んで、非常に相対主義的に言うならラノベに対する僕の苛立ちの表明もまた僕にとっての否定しがたい価値の一つであるということですよ。水戸黄門とかJ-POPに限らず単なる反復でしかないものにもけっこうな需要と供給があるということも事実であることがってん承知のすけ。狭い価値観の往復のために、シーソーの上がっている方を支援してみたわけで。だから僕が反復を支持することももちろんありうる。
僕のdisのやりかたとして、なるべく外堀から埋めるような方法を好むということ。今日は日常が非日常のようなので支援してみました。明日には株価は変わるかもしれない。そしたらファンタジーに買い注文が入るかもしれない。
2006/06/28 (水) 02:14:23 | URL | スパルタ某 #-[ 編集]
「文学(言語芸術)とラノベは明らかに違うものだ。だから文学の文脈からラノベを批判するのは正しくない」というのは、正直言って正しい論理だと思う。でも、それでは論争は巻き起こらないわけですな。敵国への侵攻によって(僕の)創作意欲を創り出すテスト。敢えて文学とラノベを混ぜてみること。それが無意味だとは僕は思わないんだなあ。

イラストの有無から始まるラノベと『ゆきかぜ』への直接的批判は次回やってみようかとも思う。一般論に過ぎないだろうけど。
2006/06/28 (水) 02:19:50 | URL | スパルタ某 #-[ 編集]

いいね。

Jazzy GroovesやECM周縁に関しては、明日のターンテーブル上で説明します。

その他の件に関しては埃風にて。
2006/06/29 (木) 03:42:31 | URL | panparth #-[ 編集]
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