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B-BoyPark MCbattle
フリースタイルというものが如何に知的な遊びかということを面白いほど見せ付けてくれるのがMCbattleだろう。必要なのは言語センスと瞬発力と観察力。語彙の豊富さはいうまでもなく、リズム感まで要求される究極の頭脳遊戯。和歌みたいな。

「俺はラップチャンプだ!」とか普段はデカこと言っておきながら、リングの上ではただのチンピラの喧嘩程度のスキルしか見せることができず、思いつくままの汚い言葉を並べ立ててギャーギャー騒ぎ立てるだけで、結局、文末の母音を合わせるだけで精一杯。実のないリリックで自分の頭の悪さを露呈させているだけだったりと、上っ面だけのMCの化けの皮が剥がされる公開屠殺場であったりもする。

便所でボールペンを握って、歌詞と糞をひねり出している時にはラップチャンプのつもりに成れるのかも知れないけれど、無の状態でマイクを持たせたら何もできないと。そういうラッパーはかなり多い。般若が決勝戦までコマを進めてしまうというのが其れを物語っている気がする。



BBPMC battle2002決勝 KANvs般若
http://www.youtube.com/watch?v=0qhldoAM6GY&NR

MCbattleってのは要するにちょっと汚い1分間スピーチみたいなもので、(知ったかぶり)、明確な意味と要点があってこそ成立するものだと僕は思う。

さりげなくキックザカンクルーを批判したりと、パフォーマンスとしては面白いけれど、言いたいことを纏められない般若。ノリだけで押し切る漫才みたいな感じで、内容が無いような状態。語彙の繋ぎがありきたりなのもマイナス。ケツだけで韻を踏むスタイルは2002年の段階ではすでにオールドスクールと呼ばれていたらしいが、そこから抜けきれていない。個人的に般若は大好きだけれど、ヤンキーラップは見ていて映えないし記憶にも残らない。ラッパーにはどうしても言語センスを求めてしまう。

そんな無骨な般若に対し、意味で攻めるKAN。
「チェクチェクワンツーみたいな簡単な韻は誰でも踏めんだ」「それがガチンコだよ、なんでもおしえてやるよ、パチンコして20~30なってる4流ラッパーと俺を一緒にすんじゃねー」とKAN。多少回りくどいけれど、文章としてのレベルが高く、スピーチとして十分に成立しているしリズム感が高い。

とにかく外見をdisればいいと思ってる単細胞が多い中、KANのラップはやはり一味違う。どうすれば観客の心を揺さぶれるかを心得ているし、自己の内面性を語りながらも"ついでに"般若をdisるという高度なテクニックを見せている。レスポンスも上手いし、MCのクローズの仕方が神掛かっている!般若が勝てるはずがないよ。


BBPMC battle 2002ダイジェスト
最後に少しだけ出てくる志人かわいいよ志人。Aボーイスタイルだよ。この頃からスキルが頭ひとつ抜けている。
http://www.youtube.com/watch?v=et7MFQz0vaE

テキスト
http://iwatama.egoism.jp/hiphop/20020815.html


mcbattle2003ダイジェスト2 
FORK(ICE BHAN)vsKAN(MSC)(三位決定戦)
http://www.youtube.com/watch?v=Yt3zwhYHrSs
散々いわれていることかもしれないけど、決勝よりも三位決定戦のほうがレベルが高い。FORKの勝利。


mcbattle2003ダイジェスト1
http://www.youtube.com/watch?v=5sn2EweoGmw
最後に出てくる黒コートが般若。対するは22(ニッツ)。般若は、この一年の間にだいぶスキルを上げてきているようで、客いじりが相当上手くなっている。(そっちかよ(笑))
トリビアネタをスッと挿入してくるあたりが般若を嫌いになれない理由。ヤンキースタイルなのは相変わらずで、「てめー古川!今日無事に帰れると思うなよ!」ともうすでに22は眼中に無い模様。このあとFORKに敗れてひと悶着あったらしいが、その映像はなし。パフォーマンスを含めた上でのMCbattleなのだけろうれど、糞まじめにラップしたのに負けた22がちょっとかわいそう。よく知らないけれど。


2003年BBPMC battle 決勝外人二十一瞑想vsUSK
http://www.youtube.com/watch?v=6D5Gpxp6Sy0

この間話題に出てきた外人ラッパーvsUSKの映像とテキスト

外人がなにかおもろいことを言っているらしいけれど、音がつぶれていてよく聞こえない。映像としてはこっちを見たかった。

最後に表彰式に…も行けない波乱の今日。審査員のコメント中にリング上に般若が乱入。「俺とやりたいやつ上がってこいよ。KANこいよ。」とKANを呼び、スペシャルマッチ、というか般若とKANのフリースタイルセッションが始まった。正直、これがこの日一番面白かった。般若、KANともトーナメントの時とは別人のようにキレがあって、二人のコンビネーションも抜群。二人の曲かと思うくらいの完成度だった。それから般若が「外人、お前もやってやるよ」と外人二十一瞑想 vs 般若が始まった。ここでも外人は素晴らしかった。般若に「ルール守れないやつはおしおきです」「ラッパーなんだから暴力じゃなくて言葉で勝負」みたいな、これまた的を得たDis。個人的にはこの勝負外人の勝ちだったな。般若も外人も熱いフリースタイルで、二人同時に歌っちゃって一歩も引かず、収集つかないんで、KANが割って入り結局最後は締める展開。さすが…。



テキスト
http://iwatama.egoism.jp/hiphop/20030814mc.html

2001年と2002年以降の映像を見比べてみると、年々レベルが上がっていることがわかる。
BBP2001mcbattle決勝
KREVA vs キンダーシャーロック
http://www.youtube.com/watch?v=xNDIQT-f4fM

こんなに面白いMC battleなのに今年はやらないらしい。う~ん理由を知りたい。


おまけ

降神Live
http://www.youtube.com/watch?v=5w_1INOHDq0
http://www.youtube.com/watch?v=TgV_OgPZgpA

MSC Live
http://www.youtube.com/watch?v=nA3_S3ToS4Y



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