電源を入れてください~都市ノォト~
生きていることを記録する
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Tokyo Tribe2
2874.jpg


今期、というか今シーズン一番期待していたTokyo Tribe2を見た。
オープニングからBUDDHA(ILLMATIC BUDDHA MC'S)でちょっと脱力。なんでだよ、どうしてだよ、みたいな。個人的には渡辺信一郎的な窓口の広いセンスを期待していたのだけれど、希望とは裏切られるためにあるということを再確認させられるだけだった。血生臭い話しだし、これもまぁありかなと、そう思える日はきっとくる。
http://www.youtube.com/watch?v=SwV5dVNRgZA
分かり易すぎるイメージと云うものは偏見と表裏一体であることを忘れてはいけない。


BUDDHAが嫌いと言うわけでは決してないのだけれど今更感とチョイスの安易さはぬぐえない。10年前のサンピン付近で"10年プレイヤー"と歌っていたわけだから、もう20年プレイヤーと云うことになるのだろうか。そんなところに金を使うなら作画と演出に全力投球して欲しいと思う次第。

そしてEDがスチャダラパーという更なるガチガチ感。こちらも20年プレイヤー。正直に言うならばもう少し冒険して欲しかった。このフォーマルなスタイルを三太アニメの売りにしたいのだろうけれど、「wowowだからこんなに豪華な面子を揃えられました、テヘ、凄いでしょ」みたいな匂いがどうも鼻につく。
井上三太の要望で実現したというのが事の真相らしいが、何だかなぁ。CDが売れて作品の宣伝も出来てウハウハ、みたいな商業主義的な側面ばかり気になってどうも乗れない。不良のお話なんだから制作ももう少し不良スタイルで、遊び気味でいくべきなんじゃねーの、という乾いた感想をもつ。


レコ屋でMUROのCDを見つけて「おおうぁー!」はないよね、という話。いや、あるのかもしれないけれど、主人公はDJって設定なんだからそこで感動してちゃいけないと思うんだ、というどうでもいい突込みと偏見。実際のところはMUROが曲を提供(プロデュース)してくれているから固有名詞を劇中で出さなければイケナイという大人の事情によるものなのだろうけれど、結果的に、ギャングだのストリートカルチャーなんて死滅した文化を暗喩するための記号として、MUROという単語が活躍しているというのも皮肉な話だ。
漫画の連載が1997年からだから、ある程度、当時の空気感を大切にすべきであるということは理解しつつも。
1814.jpg

どうやら2006年製のアニメではなく、1999年ぐらいに作られるべきだったアニメ、として視聴するのが正解のようだ。視聴者に懐かしさを感じさせて初めて成功といえる、みたいな方向性なのだろう。なんの偶然か今月号のstudio voiceでも90年代カルチャー特集。みんな求めているのかもしれないね。


井上三太の漫画をアニメ化できるほどに日本のアニメ界は成熟したとも言えるが、やはり少し遅すぎた気はする。逆に考えれば萌え全盛期の00年代前半までは、三太のアニメが介入する余地すらなかったということでもあり、これは進歩と呼べるのかな。何れにせよマッドハウスじゃなければアニメ化不可能なアニメであるという点に代わりはないし、安心して視聴できそうだという期待感も高い。

3298.jpg



特筆すべき作画はエンディング。
アニメーション制作はJAMIE VICKERSさん。
誰だ?と思って調べたら、ケモノヅメで原画やってる人だった。
最近のマッドのアニメーションはキてるなぁ。
特に外国勢。

アニメの文法や文脈をしっかり押さえつつ実験しているアニメーションが海外からぽろぽろ出てきていることに非常に焦りを覚える。本来ならば日本国内でやっておくべき筈の仕事が、何だかよく分からない海を隔てた異国から上がってくる事に対する不安。通帳を開いたら4桁しか残っていませんでした、みたいな。

異質なアニメをサラリとつくれる若手のアニメーターと云うものが数人いても不思議ではないはずなのだけれど、目立つ仕事が海外にとられていくという悲しさ。しかもこれがスゲー巧いんだ。なら、お前(僕)がつくれよと申されましても、出来るはずも無く、ただただ焦るしかないと云う要するに若気の至り。

別に僕は民族主義者でもナショナリストでもないので、スーパーアニメーターの国籍なんてどうでもいい情報なはずなのに、異人に圧倒的な可能性を突きつけられると、やはり小声でクソ!って言ってしまったりもする。

エンディング高画質版
http://stage6.divx.com/members/177391/videos/1036350
http://www.youtube.com/watch?v=CfzLZuBRgEA

つーかマジヤバイね。このエンディングだけで半年は暮らせるよ。
抜けている(バカっぽい)動きが最高に作品にあってる。
こんなに自由で元気な作画を本編でもお目にかかれることを期待して、可能な限り視聴を続けていきたいと思う。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
これからは海外のスーパーアニメーターがバンバン出てくるかも?
新しい刺激が(視聴者側として)期待できそうで楽しみです。
2006/11/18 (土) 21:22:21 | URL | かっちゃん #KnHW2vQ.[ 編集]
最近、アニメは見てないんだけどこのエンディングはいいね。見て聞いて呼吸が楽になった。
息が深く、細く、長くなる感じ。
2006/11/24 (金) 00:12:48 | URL | カラテカ #fy.RwLug[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 電源を入れてください~都市ノォト~ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。